スワヒリ亭こゆう

スカーフェイスのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

スカーフェイス(1983年製作の映画)
5.0
午前十時の映画祭で公開されているので映画館で観れました。
アル・パチーノの代表作は沢山ありますがギャング映画でいえば本作がやっぱり一番でしょう。
『ゴッドファーザー』はマフィア映画っていうイメージですね。

キューバからアメリカにやってきた青年が麻薬王に成り上がる様を描いていきます。
若いアル・パチーノは顔に傷があってもハンサムです。それでいてギャング役がよく似合う迫力があります。ギャング役をやらせたら世界1の俳優でしょう。
チンピラから麻薬王までを1つの映画で演じていけるのも凄い。本作のアル・パチーノは絶賛しかないですね。本当に素晴らしい!
ミシェル・ファイファーもキレイでした。他作てわはマイケル・ジャクソン似でお馴染みですが、本作のミシェル・ファイファーが1番キレイに見えます。

ギャングが仁義を語り成り上がるのは日本語訳にしたからでしょうけど、仁義に近いギャングの掟みたいなものがあるんでしょう。絆に近いのかな。
面白い訳し方ですよね。より面白く身近に感じます。

本作は正にギャングスター。悪をなすものがカッコよく映る。倫理観から否定される意見もあるかもしれませんが、僕は大好き。
成り上がり悪をなし破綻する。人生観に触れる映画です。
マシンガンをぶっ放すアル・パチーノのカッコ良さ!レストランでラリってふらつき周りの客を罵倒するアル・パチーノのカッコ悪さ。振り幅が凄すぎます。
カッコよすぎ!大満足です!