大画面で大暴れするアル・パチーノが観たかったのです。
いやあー、ギラギラですね。
黒とゴールドのバックでも全然埋もれないのは さすがの迫力。
影だとか闇だとか、黒の映える作品でした。
ちょいちょい暴れるけど、期待してたほどどんぱちせず、なかなか淡々と進む。
身の持ち崩し方も、まあそりゃあ自業自得だなという感じもするし、お金を渡した瞬間にめっちゃ羽目外すじゃん!って感じの妹にも笑う。
ただただアル・パチーノのドラッグ摂取量が増えていくのは、観ていてだれてしまった。
思ってたんと違う....
と、がっかりしていたその時!
きたきたきたきたー!
これが観たかった!
最後には、ド派手などんぱちがちゃーんと観られて、大満足でした。
収入の12%(だったかな?)かけてるはずの警備があまりにもザルすぎたり、あの大人数の敵に対してアル・パチーノが1人で無双しすぎだったり、何発撃たれても倒れないアル・パチーノのHPの高さだったり。
ツッコミどころが多すぎて、かっこいいを通り越して もはやコントの領域に達してしまっている演出に、めちゃくちゃ笑いました。
ちょっと期待していたものとは全然違ったのですが、大画面でアル・パチーノが観れて楽しかったです。
でも、私はやっぱり「セント・オブ・ウーマン」の時の方が好きかな!
ギャング映画を観るのには、観る側のギャング映画リテラシーのようなものが求められるような気がする。
最後のどんぱちが面白すぎて、アル・パチーノってもしかして、コメディもうまいのかも?と気付いてしまった。
コメディ出てたりすんのかな?
あんまりそのイメージはないけど。