しがい

スカーフェイスのしがいのレビュー・感想・評価

スカーフェイス(1983年製作の映画)
3.8
初ブライアン・デ・パルマ!
無法者成金野郎の興亡を描く。
やることは最低だけどカッコいいと思えるのは死をも恐れぬ行動力と意志の強さ、包み隠さぬ貪欲さがあまりにも清々しいから。
一流マフィアとして君臨する前半部とは対照的に後半ではその慣れの果てを描きますが、トニーの取り巻きや観客の鬱積した不満を焦らしきったところで爆発的に浄化するラストシーンのカタルシスが素晴らしい。
背の低いアル・パチーノですが、こいつを怒らせたら怖いぞ…という存在の大きさは確かでした。
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