マッサージ屋2号店

ザ・ウォーカーのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)
3.0
世界規模の戦争により退廃した地上を旅するイーライ(デンゼル・ワシントン)は心に聞こえた声に従い西に向かっていた。
ある本を持って行くという目的の為である。
一方、街を作り独裁者となっているカーネギー(ゲイリー・オールドマン)もその本が人々を導けるという事で探し続けていた。
そんなイーライがカーネギーの街に立ち寄り、その本の存在を知られ・・・。

劇場公開時以来、約9年ぶりに鑑賞しました。

全編セピア色っぽい画面で世界が退廃的な事を表しています。
主人公イーライがiPodらしき物を大事そうに持っている事から近未来な設定ではあります。

イーライが大切にし、カーネギーが狙う本が聖書だという事は早々に明らかになります。
そもそもイーライが一体何者なのかが謎なんですよね。
拳銃で撃たれても死なないし。
神の使いなんでしょうか?
そのわりに敵を鮮やかに殺してますしね。

ラストのオチは初見の時驚いたんですけど、今回2度目の鑑賞で確認したけど…それっぽい素振りはほとんど無いんだよね。

宗教色が強いとはいえ、世界観は嫌いじゃないです。
ウェットティッシュが貴重品になる世の中が来てほしくないです(笑)