🇩🇰🐎がタルコフスキーへのオマージュ
っていうのだけは分かる🇩🇰
ラース・フォン・トリアー長編初監督作品。
全編セピア調の色彩、ものすごく不安定で
曖昧で夢の中にいるような感じ。
そんな作品の中で繰り返しでてくる『馬』
『澱む水』『バンジー』の3つが作品の
モチーフになるんだろうけど、なんだ?
分からん🤣
これは僕の解釈なので、合ってるのかどう
か全く分からないのだけれど、
「刑事である主人公フィッシャーが、カイ
ロからヨーロッパに戻って、猟奇殺人事件
の捜査協力をする」
『回想』
ということがスタートなのかな?
🔳何となくのプロット🔳
ヨーロッパでの事件が解決した後、カイロ
のクリニックにいるフィッシャー。
頭痛の原因を探る為、退行催眠を用いて
ヨーロッパで起きたことを追体験する。
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フィッシャーは恩師オズボーンの著作で
ある「エレメント・オブ・クライム(犯罪
の原理)」に従って、犯人が行ったであろ
う手口を自分自身が追体験して、真相に
迫ろうとする。
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そもそも退行催眠による追体験という回想
をしている中で、犯人の手口を読んでそれ
を「追体験」として回想をしている訳だか
ら、それらがフィッシャーの回想なのか、
犯人の回想なのか曖昧になってくる。
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途中娼婦キムと出会い、一緒に捜査する。
そのうちに犯行のパターンをとらえ、犯人
と連絡役であった少女に協力してもらい、
罠にかけて捕まえようとする。
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少女は本当の犯人はフィッシャーだと思い
逃げてしまう。
フィッシャーは少女を捕まえ窒息死させる。
結果、フィッシャーは犯人に変わって連続
猟奇殺人を完成させる。
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しかしながら、クライマー長官が連続殺人
は精神異常の犯人はオズボーンだとして彼
を捕らえ、絞首刑にする。
フィッシャーは逃亡する。
そして催眠の世界から戻ることはない。
いわゆる◯◯もの、っていう解釈でいいの
かな?
もっとも結末なんてラース監督にとっては
どうでもいいことなんだろうけど🤔
そもそも催眠によって過去の事件を回想し、
その事件の犯人に自分が成り変わった想定
で回想を重ねるってんだから、もう理解の
範疇を超えてる😮💨ツカレタ
そして、不穏で非現実的であり、まだ幻想
的でもある映像に、無数にある抽象的で理
解不能なメタファー。
汚水にまみれてる感じがこの作品の象徴な
んだろうか?
結果的に、この作品は虚構だ、というのが
自分的にしっくりくる答え🎯