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恋愛適齢期のrage30のレビュー・感想・評価

恋愛適齢期(2003年製作の映画)
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劇作家の女性とプレイボーイな男性のロマンスを描いた作品。

ナンシー・マイヤーズ監督らしい、シニア世代を主人公にしたラブコメでしたね。
個人的に印象に残ったのは、主演のダイアン・キートン。
体を張った演技から、コミカルな演技までこなしていて、まったく年齢を感じさせない、非常にチャーミングなヒロインを演じていたと思います。

一方、もう1人の主演ジャック・ニコルソンについてなんですが、これがどうも微妙だったなと。
彼が若い女性にモテるプレイボーイには、どうしても見えなかったし、ヒロインと惹かれ合う理由もイマイチ分かりませんでした。

そもそも、ジャック・ニコルソンの顔を見ると、『シャイニング』を思い出してしまって、安心して見れないんですよね。笑
『恋愛小説家』でも感じましたが、この人のやる恋愛映画はどうも合わないなと、改めて思いました。

まぁ、そういったバイアスがなく、ジャック・ニコルソンを魅力的な男性と思える人なら、普通に楽しめる作品でしょう。
シニア世代ならではの老化ギャグは笑ったし、若きキアヌ・リーブスにアタックされる展開は、女性ならキュンキュンしてしまうはず。
この座組に違和感のない方なら、オススメです。
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