豆onpeets

俺たちは天使じゃないの豆onpeetsのネタバレレビュー・内容・結末

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

懐かしくて見てしまった。
昔、なるほど。と思った作品。


ロバートデニーロ
ショーンペン
信仰についてのドタバタ劇



例え、マリア像の涙が
雨漏りであったとしても。

マリア像が涙を流した事で
救われる人もいる。



📕ストーリー📕

脱獄犯が神父になりすまし
国境越えを目論むストーリー。

ロバートデニーロ演じるネッド
ショーンペン演じるジミー

脱獄した先の町では
自分達を神父だと嘘をついて
難を逃れようとするが
逆に難がやってくる😂。

しかし、周りの人達と触れ合う事で
色々と変化して来る2人。

2人は国境を越えられるのだろうか?





案外宗教に興味津々なジミー

神父の弟子がジミーの言ってる
適当な宗教を全て魔にうけて
信じてるところも微笑ましい。☺️


ジミーは囚人ってバレない様に
靴を捨てただけなのですが
『物を持たぬ方が良い』と解釈する弟子は
本当に良い子😂



そして、
声の出ない娘の為に男と寝て日銭を稼ぐ女に
『神は娘を助けてくれるの!?』
とネッドは詰め寄られたり😂



そして、ネッド自身は
捕まれば即、死刑の身。

「神様!捕まりません様に!」
と神なんて信仰してないのに
神様に祈ったりもする。


神父さんがネッドに言った言葉。

世間は残酷でお金があっても災難は降りかかる。

神は善なのかわからない。

ただ、人間は慰めが必要なのです。

人間は弱いのです。

もし、信仰が慰めになるなら神を信じなさい。

それも自由。

人間は罪深くて人に言えない秘密をたくさん持ってます。



そして、カナダまでの国境を越える為に
姉妹教会にマリア象を運ぶイベントが行われる。


それにどうしても参加したいネッドは

『障害者の仲介役としてなら参列できる』
と言う事を知り、

声の出ない娘を連れて行く事にする。


そして、そこで事件が起き
マリア像からは血の涙が流され
(犯人が潜んでおり、犯人が怪我をしていた。)

川に放り投げ出されたが助かり
(マリア像が浮き輪になった。)


娘は声が出る様になる‼︎
(荒治療❤️‍🩹)


そして、その娘が放った最初の言葉は!
『この人、、犯人‼︎』😂🤣



神様や信仰は
こうやって積み重ねられて来たんだなと。


ただ、ネッドからしてみれば
娘からのリークに
神も仏もねぇな。と思ったかもですが🤣


なるほどなーー!って
昔、感心した作品のご紹介でした👏


客観視すれば
大した事ない。
何だったらアホみたいな事で
奇跡が生まれる事もある。


でも、
人々のそれぞれの物語が集合し、
神話になるって事ですね!


ジミーはジミーで
適当なチラシを重ねただけの
適当な言葉を言っていましたが、

自分の考えを上手くまとめ説教し、
人々に希望を与える事が出来たことで
信仰を深めていく事になります。




豆は多神教派なので☺️
ちょっと、
人間中心的な思想と言うか。
人間の重ねて来た歴史が
神様なんやでって言われても


じ〜ん。と来ない。
と言うか。🤔


でっかい強そうな岩の下に🪨鳥居がある場所とか、石に神様いそう〜とか思っちゃうし。



日本産の豆には理解が難しい作品
なのかなとかも思いました。




しかし、
人間の歴史は間違いなく存在して、


それらが解釈され神話や伝承
となっていると思います。


そう言った感じで
今でも歴史や宗教の勉強はしたいな。
とか思います😊🤓
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