昼間から呑むのasquitaのレビュー・感想・評価

“カメ止め”のロードムービー版という感じ。主人公ヒュクジュンも周りの人も、旅先も地味なのに最後まで目が離せない。
それにしてもヒュクジュン…押しに弱く、飲み会でのゆるい約束を本気にし、気は回らないし意思は弱いし、早とちりだし。それなのに酒に呑まれ、酒を断れず、かわいい女にほだされ、また同じ過ちを繰り返すのか、いや、繰り返すんだろうな。
地味な女性の先輩が謎の詩を大真面目で読むシーンと彼女がヒュクジュンに吐く「ケセッキ 개새끼」って捨て台詞が印象的。