オーウェン

身代金のオーウェンのレビュー・感想・評価

身代金(1996年製作の映画)
3.7
よくある誘拐ものだが一捻り加えたのがこの作品。

息子を誘拐され富豪に要求したのは200万ドル。
しかしミスからかこの身代金を懸賞金に変えるという大胆な展開。
この展開は予想できなかった。

とはいえ犯人とのやり取りはいたって普通であり、結局最後は力業になってしまうハリウッド的結末。
おまけにトムの不正賄賂は最後まで触れられずじまい。
こういう細かなポイントが不満点。

一方でメルギブとゲイリー・シニーズの対決は息詰まるものがあった。
特にシニーズはやはり巧い。
腹に一物抱えた様子がよく似合う(笑)
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