マッシモ

プレステージのマッシモのレビュー・感想・評価

プレステージ(2006年製作の映画)
4.0
(レビュー用に再視聴)
クリストファー・ノーラン監督の代表作の1本。
2人の奇術師が際限なく競い合う。苛烈で数奇な物語。
弟ジョナサン・ノーランが脚本に参加していることもあり凡人にもわかりやすい物語に仕上がっている。

俳優陣も豪華。そのもの後年ダークナイトトリロジーをノーラン監督と作り上げるクリスチャン・ベールとマイケル・ケインが参加している。主な登場人物は以下の通り。

バート・アンジャー(ヒュー・ジャックマン)
アルフレッド・ボーデン(クリスチャン・ベール)
ハリー・カッター(マイケル・ケイン)
オリヴィア(スカーレット・ヨハンソン)
ニコラ・テスラ(デヴィッド・ボウイ)

ストーリー
19世紀末のロンドン。この物語の冒頭は、ボーデン(クリスチャン・ベール)がライバルであるアンジャー(ヒュー・ジャックマン)の死の瞬間に立ち会ってしまうことから始まる。彼は、流行りの瞬間移動マジックのタネを調べるため舞台下に侵入した際にアンジャーはが溺れ死ぬ所に立ち会ってしまう。そして彼はその罪を着せられることになってしまう。

物語は過去に遡り2人の出会い、そして2人の因縁。そしてアンジャーの秘密、ボーデンの秘密と迫っていく…。

総評
前作メメントの初見では読解不可能なストーリーテリングから、時系列を追いかけられるわかりやすい構成になっていると素直に思います。序盤こそ人物像の紹介が多く退屈と感じるシーンもありますがアンジャーとニコラ・テスラが出会う辺りからぐっと盛り上がっていきます。アンジャーが何を願いテスラが何を創り上げてしまったのか。多くは語りませんので是非ご覧になっていただきたい作品です。
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