「子どもたちの絵本だと思って観てほしい。」
湯浅憲明監督の言葉どおり、シリーズ中もっとも 「子どもたちの冒険と活躍」がフィーチャーされた作品ですね。
シリーズ初の宇宙怪獣であるバイラスと、バイラス人が乗ってる縞模様の宇宙船、どちらもデザインが秀逸!
そしてこの完全にどうかしてる容姿のオーナー、バイラスくんが只者じゃない。
「子どもの絵本」のわりには、一列に並べた部下たちをいっせいに首チョンパするわ、ひっくり返って身動きとれないガメラのおなかを剣状の頭部で何度も何度も容赦なく串刺しにするわ…
このゴア描写は、まだ幼かった私の心にトラウマを植えつけてくれましたよ。(笑)
でもカッコよすぎるバイラス宇宙船の内部に装備されてるのは、「小学生のイタズラ」でいとも簡単に故障しちゃうスーパーテクノロジーの数々!(笑)
こういうのんびりしたテイストが、前述の痛々しい描写を中和してくれてますね~♪
さて 「GW怪獣三昧」もお次はいよいよ38度線を越えて、「プルガサリ 伝説の大怪獣」 です!