バナンザ

時計じかけのオレンジのバナンザのネタバレレビュー・内容・結末

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

小学生の時にフィニアスとファーブに出てきた、反逆児矯正プログラムはこれのオマージュだったと知った。

暴力性と性的衝動を排除された人間を作ることは倫理的に間違っていることなのかわからないけど、状況に応じた道徳的判断を被験者から奪うことは避けなければならない。

技術の進歩を大衆に広めるかどうかは科学者や資本家・政治家の集団倫理に基づいているが利害関係とも関わっていることがよくわかる映画だった。

技術の進歩が人間とはなにかという哲学的な問いを招くことを描いていることは時代を考えると先見の明だろう。
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