このレビューはネタバレを含みます
映画好きなら１度は聞いた事があるであろう本作をやっと観る事が出来た。
序盤、主人公アレックスは他人の家に押し入り強姦＆暴力を働くワケだが、そのシーンはファニーゲーム並みの胸糞。
捕まったアレックスは短期で刑務所を出る為の変な洗脳プログラム「ルドヴィコ療法」を受けるワケだが、こんな奴には目には目を。被害者が受けた痛み苦しみに利息を付けてお返しするくらいで丁度良いね。
自由放任と全体社会主義とのジレンマを風刺した作品らしいが、文化的・歴史的・芸術的にきわめて高い価値を持つとみなされる映画で、半永久的に保存する価値がある作品とされ、アメリカ国立フィルム登録簿に登録されている。
登録の基準が「われわれがどのような人々か、どのような国民かをよく示す作品」となっている事を鑑みれば分かる気もする。
ちなみに「明日に向って撃て！」や「グッドフェローズ」、みんな大好き「ダークナイト」等も登録されている。
