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時計じかけのオレンジのxavierのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.6
結局、政府はどうしたかったのかなぁ…
近未来のロンドン。15歳のアレックスをリーダーとする"ドルーグ"はドラッグに溺れ毎日のように暴力やセックスに明け暮れていた。そんな中、ある殺人事件で仲間に裏切られたアレックスは投獄されてしまう。そこで彼は攻撃性を絶つ洗脳の実験台にされてしまうが…
ストーリーはこんな感じ。
もう50年以上の前の作品なんだなぁ。最初観た時は衝撃的だったけど、どんどんえげつない作品が増えて来たせいか、インパクトが薄くなった感じ。
そうは言ってもかなりイカれてる作品ではあるけどね。
それにしても字幕で気になるのが暴力やセックスの独特な言い回し。何のことだろ?
って思ってwikiで調べようとしたし。

それにしても暴力やセックスなど抑える治療法"ルドビコ"ってある意味凄いよね。
あんだけ暴力至上主義だったアレックスが吐き気に襲われ借りてきた猫のように大人しくなるんだから…
個人的には、こんなになるんだったら普及すればいいと思うんだけどなぁ。いくら人権がって言っても、殺人や強盗をした人ってまた再犯の可能性が無い訳ではないから予防と言う意味でも言いような気がするんだけどなぁ…

それにしても政府の方針もブレブレだよね
する時にはノリノリだったくせに、あんな事が起きたからって、ああするかね?
ラストのワンシーンなんて、ある意味、恐怖でしかないよね。
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