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時計じかけのオレンジのroadのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.5
暴力やセックスなどの描写が激しいので生理的に受け付けない人もいると思うが、主人公アレックスにとってはそれがアイデンティティであり、その反社会的な個に代表される少年犯罪と更正、無関心な親と全体主義社会を管理する政府や警察などを痛烈に風刺する。クラシック音楽が効果的に使用されるが、公開された1971年というと、ニューヨーク・パンクが人気を得てロンドン・パンクが花開く前という時代なのも興味深い。とてもパンキッシュな映画。
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