呉林樹一

時計じかけのオレンジの呉林樹一のネタバレレビュー・内容・結末

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

カフェでゆっくりしてたら映画好きの男性がおすすめ映画な話をしていて「絶対見たほうがいい!」って言いながら連れ合いに壮絶なネタバレをしていたのを聞いて
見たい映画は溜めておくもんじゃないなと思って慌ててみました。



自分が勝手に想像していた殺人鬼とは違ったけど
暴力的な若さに満ちた主人公は日々生活を楽しみ、仲間に裏切られ
治療を受けて釈放されるけど、その後の出来事があまりにも因果応報過ぎてきついものがあった。
湯船につかりながら雨に唄えばを口ずさんでいるのを聞いて、作家が正体に気づいた時の憎しみに染まりきっていて凄まじかった。

ラストの「完全に治ったぞ」という発言、彼を止められるものは何もなくなってしまうんだろうな。
呉林樹一

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