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時計じかけのオレンジのhitomiのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.6
父の好きな作品。あのTシャツを着ながら満を持して鑑賞。

半分くらいまで観るのにものすごく時間がかかりましたが(暴力シーンが苦手)、後半は結構考えるシーンが多くて面白かった。決して楽しい作品じゃないけれど。

暴力、抑圧、愛、洗脳、社会組織についてすごく考えさせてくれる。
わたしたちの生きる世界での「正解」ってなんなんだろう。なにが正解ですなにが間違いなんだろう。それは誰が決めているんだろう。
ルールだから、と思考停止するのではなく常にそのルールを疑わなきゃいけないなと思う。

そして、自分の世界は自分で選択しなくちゃ。選挙も近いし。

なんだか色々考えさせてくれる作品でした。未見の方は是非!
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