Keizysoze

時計じかけのオレンジのKeizysozeのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.5
《元祖胸糞映画。クラシックがトラウマになる天才演出》
【A Clockwork Orange時計仕掛けのオレンジ】
★★★★☆ 4/5点 3.5
1月28日鑑賞。
2021年 36本目。
#1971年製作
#2021年映画メモ

悪事の限りを尽くした時代の反逆児アレックスが洗脳によって模範市民に変わるのか。

スタンリーキューブリック監督の一つの答えがこれ。

要所に奏でられるクラシック音楽演出は
前作の「2001年宇宙の旅」
の流れを確実に汲んでいる。

内容はひたすらに胸糞映画だが
アートな演出と色彩豊かなバックグラウンドに
だんだん麻痺してくる。

観て感じるというよりは
趣味の悪い芸術作品として眺めていく感じ。

これが自分が生まれる前に出来、
今でも色褪せないのが本当に凄いと思う。
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