Asskicker

ベティ・ブルー/インテグラル 完全版のAsskickerのレビュー・感想・評価

4.5
『ベティブルー』


最初に一言、この作品を”愛”という一文字で括るには言葉足らずである。
冒頭のセックスから始まりラストのシーンまでの全てが、彼らの日常であり、愛であり、楽園なのである。ゾルグが言う愛とベティが言う愛って最初意味がずれてたと思うけど終焉に近づくにつれ”愛”について共通の認識持ち始めてるように感じた。

ベティのような女性みんなどう思うか分からないけど個人的にものすごく魅力的に感じる。「トゥルーロマンス」のアラバマのような女性像だし、すごく没頭してしまった。

見てる側は視聴者として眺めてるかもしれないけど、この約180分に彼らの生活と性と愛と芸術とが全てが詰まっていた。こういう人生に憧れる。全てを捧げたい

ここまで惹き込まれた作品は久しぶりだ。
Asskicker

Asskicker