ロボットマン

地獄へつゞく部屋のロボットマンのレビュー・感想・評価

地獄へつゞく部屋(1959年製作の映画)
3.3
そこで無事に一晩過ごすことが出来れば一万ドルを手にすることが出来るという、この世に唯一つの本物の幽霊屋敷に集まった5人の男女は招待者である夫妻のパーティに参加することになる。
あらすじだけ見ると一種のデスゲーム系のホラーのようだけど、実際はお化け屋敷での密室サスペンス。
古い映画なので小道具などのチープさが目立つのは仕方ないとして、どうにかこうにか当時の技術で怖がらせようとしているのが伝わる。
いっそストーリーも何もなくただただ怖がらせるギミックを連発するだけの、疑似お化け屋敷体感アトラクション映画にでもしたほうが楽しかっただろうと思う。
ノラの叫び声は、群れに蛇が近づいてるのに気付いて鳴き声で仲間に知らせる猿を思い出した。
滑るババアがかなりシュール。あの婆さんが幽霊じゃない方が怖い。