みち

市民ケーンのみちのレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
3.7

昔から実家のDVD置き場にあったけど、難しそうなのでずっと食わず嫌いしていた。今回Amazon Primeでしてたので観てみたけど、やっぱり難しかった。

ストーリーは、新聞王チャールズ・フォスター・ケーンが死ぬ間際に残した言葉『バラのつぼみ』の謎を解明するため、ケーンの人生に関わった様々な人たちから話をきき、人生を振り返るというもの。
逆じゃないのかなと思ったけど、この映画の主人公ケーンは、お金持ちになるほど周りから人が消えていき、最期は巨大な城の中で孤独な死を迎えている。実在の人物をモデルにしているみたいやけど、それでもオーソン・ウェルズは26歳でこの映画の主演・監督・製作をしているというのだから本当にすごい。

26歳よりも歳をとっているのに、この映画を消化しきれていない私。昔の26歳はもっと大人やったのかな。もっと年齢を重ねて、また観たい。名作の名作たる所以を知りたい。
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