今の映画の基礎を作り出した映画とも言われている様なので観賞
撮影技法等は私には分からないが、展開の斬新さや各人物の描写など、上手いと思う部分は多々あった
ある1人の男の人生を丸ごと凝縮した映画だが、全体のテンポが素晴らしい
しかも最初に大まかなあらすじが語っているため、結末は分かるものの
なぜそこに至ったのかという疑問から飽きない作りになっている
彼の周囲にいた人間が彼の死後、記者にインタビューされる形で過去と合わせて語られていくがこれがなんとも切ない
埋まらない心の空白を埋めるかのように巨大な城に様々な物を収集するケーンの心情はどんなものだったのか・・・