CROMA

砂上の法廷のCROMAのレビュー・感想・評価

砂上の法廷(2015年製作の映画)
3.2
タイトル通り、裁判をベースにした作品
作品の時間も短く、70分程度しかないためさくっと見ることができる。
舞台もほぼ8割裁判所内の映像となるが、話の展開が早いため飽きずに見る事ができる。
弁護士であるキアヌリーブスが、顔見知りの弁護士を殺した罪に問われたその弁護士の息子の弁護にあたる。

初めからかなり厳しい状況から裁判が始まり、各人物への問いかけや証言から殺された弁護士の印象操作を行ったり、あえて不利な証言を引き出し、そこからの尋問で綻びを生み出す事で証言を逆に利用したりと、裁判の様子はとても見応えがある。
それに加えて息子が本当に犯人なのか、それとも別に真犯人がいるのかを考える楽しみもあるためなかなか濃密な時間を楽しむ事ができる。

地味ながらオススメな作品
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