【オーソン・ウェルズのマスターピース】
僕にはよく分からないけれど、映画好きなら必ず観なければならない映画というのがどうやらあるらしい。
その中のひとつが『市民ケーン』なのだそうだ。
実際に観てみると、現代の映画が この映画の影響を受けた作品だらけなのに気付かされる。
先日 たまたま『華麗なるギャツビー』を観たばかりだったので、あの時のディカプリオが まるっきりオーソン・ウェルズだったのに驚いたりもした。
なるほど そういうことか。これは確かに観ておいた方がいいのかもしれないと納得してしまった。
テーマとしてもアメリカ人の決して満たされることのない文化的な乾きというか 彼らの求めるものの空虚さみたいなものが伝わってきて心が震えた。
そういう感覚が アメリカの文学や映画の中には 通奏低音みたいに流れているのかもしれないですね。
【スコアと内訳】
スコア:4.0
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①脚本:0.8
②演出:0.8
③演者:0.8
④撮影:0.8
⑤音楽:0.8
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