逆境と闘いぬく男たちの家族愛を描く。
オレゴンの大森林で、伐採業を営むスタンパー家。同業者がストの協力を申し入れるが、彼らは自分たちの仕事を一日たりとも休むつもりはないとはねつける。同業者の協力無しで伐採を続ける内、少ない人数のために事故を起こしてしまう。一家の息子は死に、ヘンリー自身もケガから命を落とす。家族たちもこれ以上意地をはることをためらうが、長男ハンクと義弟ダンは、あくまで父の遺志を貫こうとするのだった…。
スト破りとして同業者の冷たい視線の中、伐採した大量の材木を曳航するラスト・シーンがたまらなくカッコイイ。
ポール・ニューマン監督第2作目。
アカデミー賞（1972年）ノミネート
