このレビューはネタバレを含みます
黒沢清の本を読んで。
今この時期に観て良かったと思った。
今これが公開されたらめちゃくちゃ叩かれだすんじゃないかとヒヤヒヤする。
昔の若者の鬱屈した物語。
全編アフレコで撮ったそうで、
空想で女生徒を犯すシーンは、今の時代伝え方が難しいけど、内容云々ではなく、撮り方、表現の仕方が僕は観たことがなかったので、新しく感じた。
あんな空想したことないけど、男なんてあんなもんなんじゃないかと思った。
因みに僕は男です。
男と女の関係は、単純じゃないと改めて思う。
昔の時代背景とかも昔と今では本当に違うし、そもそも昔の映画を観ると、今の喋り方とも全然違う。
昔も今も、人間は見えないなにかに抑圧されている気がしてなりません。