日本春歌考の作品情報・感想・評価

「日本春歌考」に投稿された感想・評価

Ayugon

Ayugonの感想・評価

3.8
日本大学芸術学部映画学科
映画と天皇映画祭にて。

恥ずかしながら初の大島渚映画でした。
言語化するのが難しいので後日加筆しますが、とにかく観て良かった作品でした。
春歌は魂の歌であり、空想の産物。殺人の引き金にも変容しうる。
habtex

habtexの感想・評価

5.0
初・大島渚

日本にもこんな風に映画を撮る人がいただなんて!

ものすごいラスト。
1234

1234の感想・評価

4.0
べつにおもしろくないけど1960年代に学生運動腐す映画つくんのはえらいんじゃない?知らないけど
人が死んだり集会のときとかになんか民謡とかフォークソングみたいなの歌うんだけど、それがぜんぜん今ぽくなくてよかった 話の展開としてはそうやってまじめに歌ってるとこで春歌歌うてかんじっす

なんでこれ観たかていうと吉岡実が最近感動した映画は?て質問であげてたから 1968年の詩集のインタビューだから公開当時だと思う 「インテリの中に日本の底辺を代表させるような混然たる作品」らしいっす
そんな立派なもんでもないと思うけどなあ、、
Mitsunoir

Mitsunoirの感想・評価

4.0
ひとつでたホイのヨサホイのホイ♪一人娘とやる時は〜ホイ♪親の許しを得にゃならん〜ホイホイ♪歌合戦。いやぁすごい、前衛。

シナリオなしスタート・即興演出・オールロケ、松竹ヌーヴェルヴァーグですなぁ。アフレコはちょい違うけど。受験生の青春は地味にいいんだけど、なんでこの構図?みたいな微妙に絵が決まってないと感じた。
今はなき前川國男建築のピラミッド校舎がある学習院がファーストショットという触れ込みで見たのですが、1966年、紀元節が建国記念の日として復活したぞ〜日本国家の起源とは〜みたいなテーマで学習院だったのねぇ〜。
WINSRIVER

WINSRIVERの感想・評価

4.5
傑作。大勢の合唱に猥歌で対峙する若者たち。思想の対立を歌合戦でうまく表現している。何度も繰り返されるフレーズに神代辰巳を感じさせ、あまり語られることのないこの映画が日本映画に与えた影響というものを考えさせられた。
ryutaro

ryutaroの感想・評価

3.5
非現実的で夢幻的というか展開が多くてストーリーに重きを置かずにメッセージ性に重きを置いた作品という印象。
当時の政治的背景について詳しくない故に分からない部分が多々あるけどすごく社会的なというか攻撃的で革命的なメッセージをこの製作陣から捉えられる。
まあ何と言ってもアテレコだとか音楽的な演出が優れていて自分としては好みでした。
ただ無知なミーハーな私には難しい作品でした。繰り返しみたいなという印象
imapon

imaponの感想・評価

3.5
いつまでも悪戯な男子とクソ真面目な女子がまるでギャグのようで面白い。

夜明けを歩く荒木一郎と小山明子がナイス!

大島渚監督は在日とか入れてくるので困りもの。
まして吉田日出子の朝鮮度合い、ガチすぎ。

大教室での男子の妄想レイプ、田島和子は最初から極上の妄想対象。

数え歌は時とともに詞を変えながら継承されるべきもの。今の学生も必修科目だぞ、解っておるか?
ノンポリ・ノン抑圧・yesエロなセイガク男子4名の妄想SEX。
エロは残された最後の抵抗で、よさほい節は失われゆく国家(黒い日の丸)へのレクイエム..
エロこそ現実、うたは神秘と怪奇、不明でも、いや、だからこそ歌う。
しかし、最終的には"現実"が否定されるのだからややこしい映画だ。
 新宿の夜明けの長回し、荒木一郎と小山明子の道行きのすばらしさ。
 題名から、春歌や猥歌のことばかりイメージしてしまうが、実に政治的な作品だ。
 退廃的な学生と退廃的な若手教師を、ブルジョアの反戦フォークソング集団と対比する。軍歌対猥歌の歌合戦もある。
 それにしても「紀元節」が廃止されたにもかかわらず、「建国記念の日」と名を変えて祭日が復活したことへの「記念」にこんな映画を撮るとは、さすが大島渚、さすが創造社だ。
 黒い日の丸も象徴的だし、騎馬民族説を唱えるのも、この時代を表しているし、時代の雰囲気でもある。
 創造社のメッセージもぐいぐい押してくる。
 これが、後に創造社のホームグラウンドになるATGでなく、松竹の配給だったということも貴重だ。
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