モンゴルの友人達と観てきた。
映像美に関しては、モンゴルを堪能でき、満足が行くものだったが、ストーリー的に、結構疑問点があった。
まずイエスゲィを「ハーン」としている。彼は「バートル」であって、ハーンにはなってない。またタイチウトのタルグタイもハーンになんてなっていない。これはストーリーを作る上での意識的な改変かなと思った。
またテムジンがタングートで奴隷になった話なんて聞いた事がないし、それをボルテが助け出すなんて、かなりフィクション性が入っているなと思った。
個人的には、可能な限り歴史に忠実であって欲しいので、特に上記の二つには異議あり！である。
とは言え、浅野の演技も良かったし、ダラン・バルジュドの戦いを始め、モンゴル高原の映像も美しかったので、見る価値があったと思う。
