なんとも珍妙な世界を見せられたわ。
作品として良いとか悪いとか以前の、何を考えてこんなの作っちゃったの?みたいな。
芸者役を中国人のチャン・ツィー、先輩芸者をマレーシア人のミシェル・ヨー、それに日本人の混在キャストが全て英語で台詞を喋る。もうこの時点でアウト。工藤夕貴なんか可哀想に役名がパンプキン(笑)。
確か最初にスピルバーグが映画化を準備してる時に黒澤明から日本人俳優でキャスティングするように助言されてたはず。
最近はテレビで外国人から見た日本文化の素晴らしさを讃える胡散臭い番組が濫造されてるが、現実はこれなんですよ。
アメリカ人から見れば所詮アジア系なら誰でもいいんです。