ツタヤ

SAYURIのツタヤのレビュー・感想・評価

SAYURI(2005年製作の映画)
2.5
皆さま、新年おめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いしますね。🙏 新年一発目の作品を何にするのか迷いましたが、何となく正月っぽい雰囲気?の作品をレビューしてみます。(笑)

英語と日本語が入り乱れる不思議空間。その上、芸者の主要キャストが日本人じゃないという違和感のオマケつき。それでも鑑賞前にはもっとガイジンが見る勘違いニッポン化された映画に仕上がっていると思っていたんですけど、それほど酷い映画ではなかったです。

赤い鳥居の列を走り抜けるシーンなど時折ハッとさせられる映像もありました。相変わらずブレードランナー的な蒸気が立ち上る街路演出は気になりましたけど…

少々危惧していたチャン・ツィイーやコン・リー、工藤夕貴も意外とハマリ役。あんな芸者がいるなら自分も社長まで登りつめたろか!と思います。それでも渡辺謙演ずる役はチャン・ツィイーに惚れぬかれるだけの魅力を持った人物には感じられなかった。

大体2人の年齢差も離れすぎじゃないかと。あと工藤夕貴演ずる役名が”Pumpkin”(字幕では”おカボ”)というのもどうかと。もうちょっと気の利いた芸名は無かったのでしょうか?

それと女性を初競りにかけるシーンは見ていて嫌な気分になりました。本当にあんなシステムあったんですかね?たった1万5千円で競り落としやがってあのスケベ医者め!羨ましい……あっ、じゃなくて腹立たしい。
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