【平成初期のカオス映画】
【日本特撮の意地】
詰めたなー!笑
スピリチュアルな胡散臭さ、あぶない刑事的ハードボイルド。
冒頭で銃ぶっ放した時は世紀末かと。聖飢魔IIなら出てきけど。
沢口靖子は顔パンパンだし。ラストで笑かしてくんなや。事件だわ。
子供たちがバッと絵をあげてからの伊福部は、鳥肌だった。
ゴジラとなると、必ず話題に上がるVSビオランテ。
上記の、平成初期に注目されるジャンルを先駆けて詰めた辺りはある意味魅力だけど
最たる見所は、やはり日本の特撮にある。
ビオランテ。ゴジラの倍はあろうデカさ、蔓の動き、エイリアンや遊星からの物体Xを凌駕する造形のグロさとおぞましさ。
ラスト、緑色の血にまみれて戦う
進化ビオランテとゴジラの約10分、たった10分のシーンは
このレベルの特撮の難しさを物語ると同時に、超圧巻。
最愛の娘と、砂漠を救うための植物研究と、ゴジラ細胞から生み出された設定も
昔の哀愁あるR15のPCゲームみたいで。
本当の化け物は、人間なんだよ。
うん、平成ゴジラで1番面白い。