ハル

スタンド・バイ・ミーのハルのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
3.9

なんか男の子たちの世界って感じ。
小さい頃本で読んだけど、通ってこなかった世界。不条理な世界。力で勝負の。

「17歳の瞳に映る世界」とか「友達のうちはどこ?」とか、子供が主役のロードムービー見てると「子供の視点から見る世界の理不尽さ」みたいなものに腹が立つことが多いんだけど、今回はそういう怒りが湧かなかったのが不思議。
時代や主題が違うというのもあるけど、そこに「正義」を持ち込みたくないくらい個人的な記憶だったのかもしれない。

自分の子供の頃を振り返っている割に
ノスタルジックすぎずしっかり苦くて背景がシビアで、「無垢な子供✨」とかなってないのが良かったし、それだけ鮮明に残っている記憶なのだと感じられた。


・テディのお父さんはノルマンディーで
心を病んでしまったのかな。

・ヒル怖かった...あの大きさはムリ..

・ポストバッティング笑った。なにそれ

・男の子たちの世界...「行き止まりの世界に生まれて」とか「mid90s」とか。本だと『チョコレート戦争』とか『飛ぶ教室』とか?楽しそうだけど決して当事者にはなれない感じがするんだよな。別にそれでいいんだけど。
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