なちゅん

ジェイン・オースティンの読書会のなちゅんのレビュー・感想・評価

3.7
大学時代に英文学を取り、例に漏れずジェイン・オースティンにも没頭した私は、どちらかと言うと少女的にそれを読んでいたので、あまり彼女たちのように深く考察したりはしなかった。けど今読めばまた考えは違うだろうし、そういうのを語らいあえる人がそばにいればすぐにでも始めたいなあと思う。
ここに出てくるそれぞれの女性たちはジェインの作品を通して少しずつ感覚を共有させていくことで成長もしたし、始めたり、再生させたりしていてすごく魅力的。エミリー・ブラントが少し冴えない感じなのも可愛い。

とはいえ、作中にもあったように、オースティン作品はどうしても読む人をそういう気持ちにさせてしまう。
私はというと、すっかり感傷的になって、ぐずぐずに泣いている。
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