このレビューはネタバレを含みます
タイトルの綴りの間違いは作品を観たらわかる。主人公の生きてきた背景で教養がないのはもちろんわかるが、それだけではない深い意味が込められ、観る人によってその解釈が違うだろう。
末期癌で余命少ない主人公。子どものためにまともでない仕事でもお金をためて死んだ後の子供たちのことを心配している。
とにかく、残りわずかの間に心配なことをなくすため必死である。
セリフなしで音楽のみの場面も多いが、伝わってくるものが多い。
主人公が子どもの食事のしつけに厳しかったり、学校はきちんと通わせることから、自分とは違う人生を歩めるようにしたいからか。
観ていて辛い映画だし、難しい映画だと思う。ずっしりと心に印象を残す。