青二歳

竹取物語の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

竹取物語(1987年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

珍作かぐや姫。竹取物語はぜひ原作を。翁とかぐや姫の"なさぬ仲"の思いやりに号泣必至。説話から"物語"に仕上げた原作者は偉大。

それにつけても…いやぁ〜市川崑は後期もいいもんですねぇ〜(白目)
一番アカンのは、かぐや姫が死んだ娘と瓜二つという設定。余計なんですよ。
ラストはいいんですもうアレはアレで。あとは翁の身勝手と帝のロマンス削ったのがダメ…

若尾文子の使い方を間違えてるが市川崑だからかなんだか知らんが笑えるのでOK。そういえば三船敏郎×市川崑は今作が初?岸田今日子の使い方は手慣れた感。なんとも言えずこわい。
水色とかごみ捨て場とか時代考証ガンガンにサボってていいねぇ楽しいねえ。東宝の特撮技術なら50年代にはとっくに出来たことをなぜ87年にやるのか。フジと組むとかしないで東宝が製作やってた頃に済ませたら良かったのに。
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