こう言うと不思議な感覚も残るけど、めちゃくちゃ可愛らしい映画でした。
やってることは父と自分の復讐というダークな始まりなのに、その展開をなんとも言えない魅力の溢れる暖かい仲間たちを登場させてコメディタッチで描く。
果肉の代わりに皮肉をたっぷり入れたジャムのような、どこか甘さのあるキャラたちとストーリーで、一つ一つのアイデアや小道具たちにウキウキさせられました。
テンポよく次々と展開していくのに置いてけぼり感は一切なく、むしろ次はなになに??って気にさせる。演出とキャラ作りが大成功してるなあ。
ツッコミたくなるポイントは人それぞれあるかもとは思いますが、お笑いのそれのように、有り余るエンタテインメント性がそれを補っているので、そのツッコミもまた楽しみの一つになるのではと思います。
観てて楽しい映画です^^