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エレファント・マンのmamipiguのネタバレレビュー・内容・結末

エレファント・マン(1980年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

これが実話ということに衝撃。
そして途中の胸糞展開に凹んだ。。。
見世物小屋から病院へ。
そこまでは良かったのにその居場所ですら、守られることのない見世物小屋へとなっていく。
あの街の人たちの好奇の目と、蔑むような振舞いには本当に恐ろしくなった。

地下鉄で追い詰められるシーン。
『俺はエレファントマンじゃない!人間だ!』
あの悲痛の叫びと、その後の劇場での拍手喝采のシーン。
真逆なのに、一人の人間を外からみる裏と表にみえるというか。
本人は何も変わってないのに、こんなにも環境で天国にも地獄にもなるということを、ありありと表しているなと思った。

ラスト、彼の夢だったという仰向けで眠るというシーン。
自分を信じたのか、満足して命を絶ったのか。
どちらにもとれて、とにかく唸った。
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