クロキ

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐のクロキのレビュー・感想・評価

4.2
新三部作において、誰が戦犯だとか、評議会の問題とかはあまり考えないようにしている。クワイガンが生きていればアナキンはどう成長していたんだろうとは思うが、結局のところすべてはダース・シディアスの手のひらの上だったのだから。

表では最高議長、裏の顔はシスの暗黒卿にして分離主義者たちに手を貸し戦争を精力的に表と裏から操る。

欠点としてはあえてしているのか不明だが結構立場以上に踏み込んだ発言を臆することなくする点。そこまで言うと怪しまれるんじゃないの?それほぼ自分シスですって言ってるようなもんだよね?など、しかし土壇場でバレてもそれはそれで策がありそうなのが怖いところ。

壮大な計画を澱みなく進め銀河帝国皇帝へと成り上がった勝者。この人がデス・スターの設計図を盗まれ、まるごと破壊された時どんな顔をしていたのか非常に見てみたかった。




ここまでクローン戦争においてジェダイが猛威を奮っていた20年後の帝国幹部がフォースの存在を知らないのはやっぱりおかしいと思う。スターウォーズにおいてはじめてフォースグリップをされた人よ。というかこの人はフォースに懐疑的なのになぜ帝国幹部でいられるのか。スターウォーズは矛盾点修正のため旧三部作に結構手を入れているがここは名シーンだから修正はできないか。
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