クロキ

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのクロキのレビュー・感想・評価

4.5
「天国の門を叩いている俺たちが酒に浸ってる…つまり俺たちは怖いものなし」


余命僅かな2人が病室で見つけた酒を煽りながら、見たことのない海を見に病院から旅立つ。

まさに珍道中。ヤバい車を盗み、銀行強盗もしてヤクザな連中、警察にも追われながら海を目指す。

楽しいすごく面白い。しかし時折見せる死の影が彼らの現実を思い出させる。

死ぬ前に最後の夢をお互いに1つずつ叶え、最終目的地の海に到着する。


「天国では皆が話す。海のこと、夕陽のこと」

「あのバカでかい火の玉を眺めてるだけですばらしい」
クロキ

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