RIO

ルナ・パパのRIOのレビュー・感想・評価

ルナ・パパ(1999年製作の映画)
4.5
タジキスタンの村の人達の姿
物凄い大量のキャストです

いちいちが素朴でいて超パワフル!
タジキスタン・ ウズベキスタン・日本
オーストリア・ スイス・ドイツ・フランス・ ロシア
の製作というのも圧倒的

そして覚えのある全員ハイテンション
エミール・クストリッツァを何度も思い出した

ソ連の崩壊後に続く内戦
戦争で精神を病んだ兄だったり
警察に追われてる赤十字車
ノンストップです
非常識というか
非日常過ぎて突き抜けてる!

満月の晩 シェイクスピアの演劇を
見に行った
マムラカットは夜陰に紛れて
俳優と名乗る男に声を掛けられる
このシーンは艶かしかった

体の異変に気付いたマムラカットは
…マスカットみたいな名前ですね
恐る恐る父親に告白する

お腹の子供を巡ってわけ分かりません
顔の分からない父親を親子3人で探す
そして 凄く愛が溢れてる

モーリッツ・ブライプトロイのお兄ちゃんも
肝心な時に眠ったり飛行機に
なってしまうけど暖かい

ジャケにも描かれてますが
チュルパン・ハマートヴァの
踊りが何とも魅力あふれる

ほろ苦いラストは
完全なシュルレアリスム
ポドロフスキーみたいな発想の泉

美しき者には花を

バフティヤル・フドイナザーロフ監督
「少年、機関車に乗る」は見たい!
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