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パンズ・ラビリンスのSのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.7
うーん!デルトロ素敵です!余韻!

今日からあなたの新しいお父さんよ、なんて言われた人は
人を殺すことを厭わない冷徹な大尉
生活に不自由はしていないが楽しい事なんて全くない、空虚感
おとぎ話の本だけが私の世界を彩ってくれた
主人公のオフィリアにとってそれだけが幸せ

だから、オフィリアがあの世界にすすんで足を踏み込んでいくのは必然だったと思うし
だからこそラストは救われたような気持ち、カタルシスです
もしかしたら見る人によってラストの感じ方は違うのかも?分からないけど、、、

少し欲を言うとファンタジーパートをもうちょっと見せて欲しかったし
もっと他にも色んな種類のキャラクターが見たかった
でも念願の"手に目玉でパァ〜"のキャラクターをようやく見れたからそれだけでもそこそこ満足
あのキャラクターはああいう登場の仕方だったのね!ちょっと意外でした

あとファンタジーに多い設定で
"あの◯◯は食べたらダメって言われてたのに1000%食べちゃう"の法則
こっちもそれを分かっててもやっぱりつい、
何で食べてまうねん!!!って思うし若干イライラしちゃうけど
ファンタジー的には話を展開させる為には使いやすいんだろうな
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