ねひ

パンズ・ラビリンスのねひのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
5.0
罪もない人たちが殺される歴史の理不尽に対しての憤りを、戦争映画を作ってその悲惨さを訴える人もいるし、タランティーノみたいに歴史改変してエンタメにしちゃう方法もある、しかしそのどちらも観客に向けて行われるのに対して、この映画は殺された子供たちに向けて作られたように感じた。
血まみれで横たわる子供の血を拭い、目をそっと閉じてあげるような、戦争で理不尽な暴力で殺された全ての子供たちに対するレクイエムだと思った。
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