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パンズ・ラビリンスののこっとのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
4.3
シェイプオブウォーターがもうすぐ公開ということで、ギレルモデルトロ作品。ほとんど彼の作品観たことなかったので、まずはポスター見る限り、可愛い女の子のファンタジー映画かなぁと思い鑑賞。ところが、全然そんな明るいファンタジーじゃない。暗いファンタジー映画でした。

なんといっても独特な世界観。
なのに現実をどんと突きつけてくる。
雰囲気で終わらないストーリーの深さがあった。

これは夢なのか現実なのか。
はたまたこの夢は自分の空想なのか。
なんと言ったらいいのか分からないけれど、現実世界の中に苦しみながら存在する自分。ここから逃れたいという気持ちが、妖精を連れてくる。なんか、そういった空想がうまく描かれているのかな。

結構グロテスクで目を覆いたくなるシーンもある。なんか、ファンタジーって言っていいのかなってくらいのシーンもあった気がする。

デルトロ作品、他も見てみよう
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