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タイタンの戦いのdjangoのレビュー・感想・評価

タイタンの戦い(2010年製作の映画)
3.5
びびるほど大味の映画。
繊細さが無い。
ギリシャ神話の一部を半神半人のペルセウス主人公で描いた映画。
登場人物や、立場の数が物凄い。
わりに時間が少ない。
よって、全部がダイジェスト。
心理とか知らん。
みたいな作り方のくせにエンディングが長い。

人間サイド
ペルセウスとペルセウスの仲間達。
王族、貴族達。
狂信者や貧民。

神サイド
ゼウスや主要な神。
ハデス。

化け物サイド
メデューサ

簡単に分けてもこれぐらいは陣営があって、それぞれ別の思惑で行動するわけで、これを整理出来てないんよね。

最終的に、ゼウスいい奴だった。
くらいの大味感。
これは、ストーリー的にきつい。

本来は、ペルセウスが人と神との間で悩んだりとか、人と神との関係とか、答えの無い問題がたくさんあるわけ。
そんなの全部適当よ。

メデューサなんか、ポセイドンにストーキングされた後、犯されて文句言ったら化け物にされて、クラーケン倒すのに必要だから斬首された。
みたいな酷い扱いを受けてるんだが、ここで神に疑いを持つ部分あるよね。
神サイドのナンバー2、ナンバー3くらいがただのレイプ犯なんでね。
そんなの全部適当よ。
そもそもゼウスもヤり逃げ野郎なんで、関係ないよ。みたいなスルースキル。

そもそも戦ってる理由も、神が最近人間生意気だからしめるわ。
に対し、人間サイドが黙れ。死ね。
みたいな感じでゼウスの銅像ぶち壊したから始まったのね。
昔の不良の喧嘩レベル。

そんなこんなで、薄っぺらな映画で、文句言いながらも多少は楽しめたよ。
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