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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのdjangoのレビュー・感想・評価

5.0
明るいダンバインだった。

新しいことや、難しいことはしていない。
マーベルシリーズや、マッドマックス等、近年売れた映画のいいとこ取りをマリオという素材でやっただけだった。
しかし、マリオという素材には無限の力があって、それを活かしたから、この映画は夢の映画になった。

ゲームの要素を活かす能力だけはずば抜けていた。再現度や表現、解釈が完璧だった。
それは違うだろ…。というシーンが無かった。
過去のマリオゲームが映画にあった。
それは、人生と呼べるものだった。

クッパは少し面白いキャラクターになっていた。悪でありながら、愛すべき悪。
そんな感じだった。
ラストバトルには、絶対的なロジックがあった。マリオゲームをしたことがある人間ならば、5歳児にもわかるようなロジック。
そういうところはきっちり締めてくる映画だ。

次回作を作る気だろうから、楽しみにしている。
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