ばあばちゃん

ミーシャ/ホロコーストと白い狼のばあばちゃんのレビュー・感想・評価

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ホロコーストから逃れた少女が両親を探し求めて繰り広げる過酷で数奇な旅を描く。

1942年、ベルギーの首都ブリュッセル。学校に行っている間に両親がナチスに連行されてしまったユダヤ人の少女ミーシャは、両親が東の方に連れて行かれたと知り、コンパスひとつを頼りに東へ向けて歩み始める。やがて、森の中で行き倒れそうになった彼女のもとに、一匹の白い狼が現れ……。

ベストセラー『少女ミーシャの旅』をヴェラ・ベルモン監督が映画化。

当初自伝として発表された原作は、映画版が完成した後、原作者自らがフィクションであることを認め、大きな話題となった。