LEE

裸足のクンフー・ファイターのLEEのレビュー・感想・評価

4.7
ずっと見たかった本作がネトフリに来てたのでやっとこさ鑑賞
実は本作は張徹監督傅聲主演の裸足の洪家拳のリメイクだったりするがそっちは未見(はよ見ねば…


リメイク元を見てないので深く語れないところはあるが純朴な青年がいいように使われて悲劇的な結末を迎えるという作風はやはり張徹…!と思わずにはいられない(瀕死の重傷を負っても戦い続けるってのも張徹っぽい
そんな張徹色の強い脚本ではあるものの流石はジョニートーといったところか、とてもテンポよく仕上げている
しかし個人的には主役のアーロンのエピソードをもうちょっと多くしても良かったのではないかと思った(これがテンポ良い要因かもしれないけど
で、そのアーロンこの映画で食っていたのは狄龍、マギーチャンの二人で味のある名演技を見せていて流石!といった感じだった(狄龍のラスト命を賭した伝承シーンも良かった…
もちろんアーロンも純朴な青年を好演してラストシーンではうるっとしてしまった


武術指導は裸足の洪家拳と同じく劉家良!
彼と張徹は最後喧嘩別れしてしまったがリメイクという形とはいえ張徹と組むことになったのには感慨深いものが個人的にはあったりする(しかも狄龍が出てるし!
カンフーは当時のワイヤーアクションの潮流には乗らず純粋なカンフーの面白さを見せつけてくれる最高の完成度を誇っていてとても良かった
主役のアーロンもアクション俳優ではないもののキャラに恥じないダイナミックな足技などを繰り出していて感心した(何様だ


見やすくてストーリー性も高く、カンフーも最高な一本
とってもおススメ
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