エアール

オーシャンズ12のエアールのレビュー・感想・評価

オーシャンズ12(2004年製作の映画)
3.4
デビー・オーシャンを知る前に
まずは兄さんのダニーを知らないとね‼︎
PartⅢ


前作から3年後…お次の舞台はヨーロッパ‼︎
スティーヴン・ソダーバーグ監督をはじめスタッフやキャストもまるまる続投、
そこへキャサリン・ゼタ=ジョンズ、ヴァンサン・カッセルも加わり
さらに大変なことになりました。
さあ〜今回も懲りずに危ないかけ引きとクセになる騙し合いを 笑

前作では3大カジノを経営するカジノ王 ベネディクトことガルシアから大金を奪い、加えて元妻をも取り戻すという”偉業”を達成したダニーやチームの面々。
お次はそんなダニーの姿を見てか
俺だってやってやるぜ〜とラスティーことブラピがかつての恋人取り戻しに動いちゃいます、と。
未練タラタラなんだから〜 笑
まお〜相手がジョーンズとなると仕方ありませんね。


遡ること3年半前
ローマにて
ユーロ警察の優秀な捜査官 イザベルことジョーンズと恋に落ち同棲するラスティー
ーー”オーシャンズ”の一員フランクと組んでひと働きしたヤマを彼女が担当。
現場に残された微細証拠などから犯人へもう一歩のところまで迫っていた。
会話のやり取りから捜査状況を察したラスティーはバレるのももはや時間の問題と彼女になにも告げずに
家をあとにするのであった…。


月日は流れ…現在から3週間ほど前
カジノ王から奪った金で各々やりたい放題に過ごしていた”オーシャンズ”の面々
ーーそんな中
ベネディクトが面々のところへわざわざ出向き宣戦布告を
ーー全額きっちり返してもらおう、
奪われた1億6000万ドルにこの3年分の利子を加えてね、
結構な金額だが返さなければお前らの命はない。
2週間だけ待つ、その間に金を用意しろ…だそうです
ーーなぜに居場所がバレているのか、
情報を彼に売った、協力者がいるはず…


いわゆるピンチってやつで久々に集う”オーシャンズ”
各自の残金額から全体の不足分を計算するとあと9700万ドルほど必要
ーーってなわけで
稼げる仕事が今すぐにでもいる
ーーうまい話があると、ラスティー。
こうして一味はアムステルダムへと。


上級捜査官 イザベルの存在
ーーイザベルと自分の過去をメンバーに打ち明けていないラスティー
ーーフランクを除き誰も知る由がない、
お仕事の調達としゃしゃり出ちゃうライナスことデイモン
ーープロにしか伝わらない隠語の登場であります 笑、
パリ、そしてローマへ、
東欧で最高の泥棒と言われている”ナイト・フォックス”
ーーどうやらこやつがベネディクトに余計な情報を教えたらしい
ーー居場所を密告という、破ってはいけないルールを無視したのはトゥルアー男爵ことヴァンサン・カッセル
ーー立派な豪邸に甘いマスク、そして何をやっても良くできちゃう器用さと才能、
伝説の大泥棒 ルマーク、男爵の恩師にあたる、
恩師の口から出たのは、世界一の泥棒”オーシャンズ”と、
嫉妬と対抗心むき出しに”オーシャン”に勝負をしかけるトゥルアー男爵
ーーどちらが1番かを決めるには同じ物を盗むしかない、と
ーーファベルジェの戴冠式の”卵”
ーーかつて恩師も盗んだ一品で
ちなみに恩師は見事に成功、その後妻により返還される 笑
ーー厳重な警戒はもちろん、精巧に作られたレプリカの存在もあり
移送から展示が終わるまで48時間
ーー本物を盗めた方が勝者となる
ーーもし”オーシャン”が勝てば
ベネディクトに支払う金を全額用意してやる、とトゥルアー男爵、
勝負に乗っかる”オーシャンズ”、
お巡りに顔が割れ、自由に動けないダニーたち、
しょっ引かれちゃう面々、
いよいよダニーの妻、”2度目”の結婚3周年記念をぶち壊されて機嫌が悪いテスことロバーツを作戦に投入、
なんとテスが芝居で成りきる役とは妊娠中のジュリア・ロバーツ、
観光なのか、ブルース・ウィリスのご登場 笑、
FBI捜査官と取引、
イザベルと亡き父親、
真相とタネ明かし、と…。



さてお次は何をしでかすのか…楽しみなところです 笑
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