友は風の彼方にのコンビで贈る一本
お金が掛かってるだけに残念な作品だった


ストーリーは香港警察とCIAのはみ出しものがバディを組んでテロリストに立ち向かうという一本
リンゴラム監督なのでどうしても感情の爆発とかを期待してしまうんだけど、そんな瞬間もなくバディものとしてもそこまで掘り下げられてなくて消化不良感は否めなかった
關之琳演じるレポーターもダニーリーとの関係性がずっと分からないし、テロリストの行動も短絡的で浅いのも残念


で、残念だったのはアクションも
動作指導が成家班のクリスリーで、火星がテロリストとして出てたりとどうしても期待してしまうんだけど正直酷い
怖いスタントとかすごい血霧や爆発もあるんだけど、撮り方が下手くそで面白いと思えなかった
投げ技とかを役者本人が受けたりと体を張ってる部分もあるんだけど、全くそれが効果的に撮られていないのも非常に残念で勿体無く感じた
元々リンゴラムはそこまで肉弾戦にそこまで興味がある人ではないと思うんだけど、銃撃戦もイマイチだった(70〜80sのハリウッドのつまらないアクションみたい


髪を縛った關之琳と眼鏡のダニーリーぐらいしか見どころが正直ない作品

香港を舞台に、地元の捜査官とアメリカから来たアウトローCIAがコンビを組むバディ・ムービー。

対する悪玉はヴァーノン・ウェルズ。「マッドマックス2」や「コマンドー」のあの人です。今作では冷戦沈着なキャラをベースに老人に扮したり、いつものブチギレモードに入ったりします。

主人公のアウトローCIAの吹替えがコナンのジン役というのが何気に面白い。

過去鑑賞記録