わたしやっぱりガス・ヴァン・サントの映画大好きだ〜〜〜この人の映画を観る度に、なんて愛が深い人なんだろうと感じるよ。
前半のブレイクはただただ抜け殻になってしまっている状態で本人も正気でなくて朦朧としているのに、何故かとてつもない悲しさ・寂しさが滲み出てるのが何とも不思議で心に刺さるものがあった。
モルモン教の青年達が言っていた、昔は純粋なものを生贄にしないと自らを穢れのない純粋な存在には出来なかったんですって言葉が頭から離れない。
きっとガス・ヴァン・サントの眼には、カート・コバーンはそういう存在に映っていたんだろうな。
そんなことを思いながら観てたけど、最後のブレイクが亡くなるときの描写が本当に秀逸で全部吹っ飛んだ。流石だ。
この人の映画は下手したら退屈になりかねないシーンが沢山あるのに、なんでこうも惹かれてしまうんだろう。
観ながら思ったけどPERFECT DAYS好きだったのは、多分彼の映画に似てたからなんだと思う。
今日はカート・コバーンの命日だと見かけた。彼を偲んで。
